豊洲移転まであと7か月ですね。
豊洲に移転しても、市場内での基本的な買い物の仕方は変わらないはずなので、今回は築地場内での買い方のマナーについてです。
場内市場では一般人も買い物できます。
具体的なことは続きから
では、準備から帰るまでの注意事項を具体的に。
①確認
まずは市場がやっているかどうか、築地カレンダーで確認します。
日曜・祝祭日、隔週水曜は基本的に休みです。
この休みの日に行っても、場内は勿論場外市場も休みの店が多いです。
参考までに、今年のカレンダーを貼っておきます。

②持ち物準備
・服装は汚れてもいい格好で、靴は滑りにくく防水性のあるもの。仲卸エリアは足場が濡れてます。長くつである必要はありません。私は防水&滑り止めのある悪天候専用ブーツを履いてます。
・荷物は必要最小限に。仲卸エリアは通路が非常に狭いため、大きな荷物は邪魔になります。
買い物メインなら、
・1万円札は千円に崩しておく。大きな紙幣はあまりいい顔をされません。
・保冷剤か保冷バックを準備。店によっては氷をくれますが、自分で用意した方が無難です。
これから暑くなるので、必須です。
③入場場所
波除神社の方から橋を渡り入る道と、正門駐車場から入る2通りです。
正門は付属棟(魚河岸横丁)やっちゃ場合(青果)に近いです。こちらは飲食店メイン。
波除神社は水産仲卸棟が近く、私はこちらから入ります。
④場内マナー
・買い物する時間帯は9時以降。
それ以前はプロが多く買い物してます。場内はプロのための市場なので、プロ優先で一般の買い物客は邪魔にならない時間帯に。買い出し人は市場籠(竹かご)をもってます。
・場内は働いてる人&ターレ&プロ優先。ターレは結構なスピードで走ってるので、注意してください。また、ターレがきたら道を譲ります。
・写真撮影は止まらずに、許可を取って、邪魔にならないように。
・立ち止まらずに、逆走しない。(渋滞になります)
・買える店、買えない店
一般人相手に売ってくれる店とそうでない店があります。値札がない場合は遠慮した方がいいかもしれません。分からないときは忙しそうじゃないときに聞きましょう。
・商品をべたべた触らない。
・商品はkg、もしくは1匹かⅠ盛(1ざる)単位が多い。
量が多い場合はシェアできる相手がいると便利かもしれません。
もしくは冷凍できるもの。
・会計は帳場で。商品は袋に入って、そこらへんに置かれてます。
欲しい商品が決まったら、お店の人に声をかけます。「これください」と。
そうすると店の方は帳場に注文をいいます。「○○(商品名)○○(金額)」。
私たちは帳場(店の奥の方にある)ところで会計を行います。
店頭の価格は税抜き表示です。ここで1万円札を避けて、支払います。
会計後、そこらへんに置かれてる袋の中身を確認して持ち帰ります。
場内市場はマナーさえ守れば、気軽に買い物ができる場所です。
全ての商品が安いわけではありませんが、スーパーでは買えないもの、また相場より2~3割安く買えたります。季節によって取扱い商品ががらりと変わりのも魅力的でですね。
馴染みの店が出来れば、よくしてもらえます。
築地は単なる観光地ではなく、買い物場所として非常におすすめです。
質問あれば、コメント欄で解答します。